「ボクサー=過酷な減量」
こういう図式が皆さんにあると思います。私もあります。
佐々木会長は「ボクサーは2階級違うと試合にならない」と言いました。
1階級って?
ウェルター級 | 66.68 kg 以下 | 147~140ポンド |
スーパーライト級(ジュニアウェルター 級) | 63.50 kg 以下 | 140~135 |
ライト級 | 61.23 kg 以下 | 135~130 |
スーパーフェザー級(ジュニアライト 級) | 58.97 kg 以下 | 130~126 |
フェザー級 | 57.15 kg 以下 | 126~122 |
スーパーバンタム級(ジュニアフェザー 級) | 55.34 kg 以下 | 122~118 |
こんな小数点第二位以下まで細かく分かれています。
体重が変わるとパンチの威力が大きく変わるので、できるだけ体重を落として優位に戦いたい!なおかつ、「体重をつくる」のもボクサーという職業の大事な仕事。
計量で失敗したら失格で、闘う土俵に入る以前の問題。。
そういう厳しい条件があるので、ボクサー君たちは必死で減量していました。
どんどん頬がこけ、やせ細っていく姿を見ると、ああ試合が近いのだなとわかる感じ。
ではダイエットは?
漠然と明確な目標がないまま願っていて、達成しなくても明日食べ物や仕事がなくなったりするわけではないので生活に困りません。
ボクシングジムに入って、減量が成功するのはその必要性から来ているものだなと思いました。
私自身も減量経験がありますが、友達がわざわざ休みに試合を観に来てくれる、垂れ幕までつくって応援してくれる、そこで
「減量に失敗しちゃったー^^;」
なんて恥ずかしい!なので、当時は試行錯誤しながら体重をつくりました。
減量とダイエットの違いは、「明日痩せないと、それで困りますか?」
こんな違いがあると思います。